富良野GROUP
写真:富良野塾閉塾式より
富良野塾・富良野GROUPとは
富良野塾は『北の国から』『やすらぎの郷』などを手掛けた脚本家倉本聰が、1984年春に開設したシナリオライターと俳優のための養成機関です。全国からオーディションを経て毎年約20名の若者が入塾し、2年間の共同生活をしながら学びました。講義は塾長でもある倉本聰がボランティアで行い、入塾料・受講料は一切無料。ただし、塾生は近隣の農家に働きに出た収入を生活費とし、生活の全てに関わることを塾生で管理。住居や稽古場も全て初期の塾生が自力で建築しました。2010年に閉塾するまでの25年間で375名が卒業して現在も多くの卒塾生が映像・舞台・脚本家・放送作家・小説家など多方面で活躍しています。
富良野GROUPは富良野塾を卒業したメンバーを中心に、2006年より活動を開始。倉本聰が生み出す作品を、ホームグランドである富良野演劇工場で上演しながら富良野塾の精神を、富良野GROUPによって継承していってます。
富良野やすらぎの刻
倉本聰プライベートライブラリー
5月18日(土)14:00開演(13:30開場)
倉本聰プライベートライブラリー
【第六十三夜 富良野やすらぎの刻】
只今、ご予約受付中です。
【5月のトークテーマ決定!】
「うちのホンカン」シリーズより
北海道放送制作。倉本聰が脚本を手掛け、本作以降名物シリーズとなった「うちのホンカン」
UFO出現騒動に騒然とする町の駐在さんを、大滝秀治が好演。
「うちのホンカン」シリーズ(1975〜81年/HBC制作)
出演 大滝秀治、八千草薫、仁科亜季子、藤岡弘、蟹江敬三 ほか
うちのホンカンシリーズは、1975年から1981年「北の国から」のTVドラマが始まった年まで6作品が放映されました。「北の国から」は、1981年10月9日から始まっており、ホンカンシリーズの第6作、最終話「ホンカン仰天す」はそのあとに放映されました。1974年に「勝海舟」でNHKと喧嘩した倉本聰。HBCの演出家、というより「東芝日曜劇場」の守分寿男さんを頼って札幌人になりました。守分さんとは早速「ホンカン」を2本作り、4作目の「冬のホンカン」が放送された1977年の秋、富良野人になります。「北の国から」の準備が進む1980年、ホンカンシリーズの5話も準備を始めるのですが、どっちが先かは不明ですが、まだ「北の国から」の全貌が知らされていない富良野では、倉本聰が脚本を書き、ホンカンの大滝秀治さんが来てるらしいので、これは「麓郷駐在所」にホンカンさんが転勤してくる「うちのホンカン」シリーズに違いないといううわさ話がまことしやかに交わされたそうです。でも、大滝さんはお巡りさんの恰好ではなく、農家のおじさんそのもの。大滝秀治さんは、石狩の厚田でホンカンさんとして頑張り、富良野の麓郷では清吉おじさんとして頑張ったのでした。1981年には、劇映画「駅 STATION」(11月7日公開)もあり、大滝さんも、高倉健さんの上司役の相馬刑事役で出演。大忙しだった模様。
■日時 2024年5月18日(土)14:00開演(13:30開場)
■入場料 無料(未就学児入場不可)
■座席 全席自由席
予約方法 事前予約が必ず必要です。
■電話にてご予約をお願いいたします。
TEL:0167-39-0333(富良野演劇工場 10:00〜17:00)
■月一回開催の「富良野やすらぎの刻」は現在、4月までのご予約を承っております。
諸般の事情で急に変更する場合もございますので、観覧ご希望の方は、必ず事前のご予約をお願いいたします。
倉本聰脚本 35年ぶり新作映画
2024年公開予定
出演 本木雅弘
小泉今日子
中井貴一
「お問合せ先」
〒076-0035
有限会社フラノ・クリエイティブ・シンジケート(F.C.S.)
北海道富良野市学田三区4742-10
TEL : 0167-23-4245
FAX : 0167-23-4247
E-MAIL : kubo@fcs19.com